強い人が、教わる側になる
ラッコは討伐が得意で、ちいかわたちの憧れの存在です。そのラッコに、ちいかわとハチワレがゲームと水風呂を教えます。
この教える向きが好きです。憧れの相手にも、自分たちが伝えられることがある。討伐の強さは変わらなくても、その場で知っていることは違うのですね。
「すごい人」の、何がすごい?
一つのことが得意な人を見ると、ほかも全部できそうに思ってしまいます。反対に、苦手なことが目立つ人の得意なことは、見逃すかもしれません。「すごい」「苦手」の後に、何が、と足してみたくなります。
ラッコの強さと、ちいかわたちが知っている遊び方を、同じ物差しで比べる必要はなさそうです。どちらが上かを決めなくても、知らないことを教えてもらう時間は作れます。
頼られる人にも、聞ける相手がいる
誰かを頼る関係が一方通行だと、頼られる人は知らないと言いにくそうです。場面によって教える側が変わるなら、いつも答えを持っていなくても、一緒にいられます。
憧れの相手にも、教えられることがある。そこにほっとします。友だちの役目は、強い人と弱い人で決まっていなくていいはずです。