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ちいかわ社会学byしのぎ

漫画・アニメなどの考察 · ごはん

食べるだけの回は、どうしてほっとする?

毎日の暮らしには、何も解決しないごはんの時間もある。ちいかわの食事を、休む時間として読んでみます。

映画館のポップコーンと、ピザ屋の場面にふれます。大きなお話の結末にはふれません。

次の事件まで、急がなくていい

次に何が起こるのだろう、と身構えているときに、おいしそうなものを食べる場面が来る。そこで少し、肩の力が抜けます。先を急がずに見ていられる時間です。

ピザ屋で食べ終えた三人。大きめだと聞いていたから、みんなで一枚にしてよかったと話します。ハチワレはメニューを見ながら、次に来たら何を食べようか考えています。

暮らしは、大事件だけでできていない

試験や冒険の合間にも、暮らしは続きます。次に何を食べようかと考える顔を見ていると、危険な場面でも、またここへ帰ってきてほしいと思える。ごはんの場面は、そんな日常を見せてくれます。

食べている顔を、そのまま見る

映画館では、三人で大きなポップコーンを割り勘で買います。上映前に食べ終わりそうなほど食べて、うさぎはかたまりを見つけて喜びます。

毎回、教訓を見つけなくてもいい。食べている顔を見て、こちらもうれしくなる。それだけの場面も、あってよいと思います。

社会の話を考えていると、つい何かを説明したくなります。割り勘にも、分け方の話は隠れているかもしれません。でも、ごはんの場面では、少し黙って眺めていたくなる。